「叩きつける」

ちょっと前に、用事で渋谷乗り換えと言う事があった。その時である。まず改札を抜けねばならぬ。俺はPASMOで通る。普通にタッチして終了あるよ。で、その後に「バシン、バシン」という音が聞こえる。振り返ると、ヘンな兄ちゃんが、パスケーと思われる者をタッチする部分に叩きつけているのした。ちょっと見てたんだけど、それがおかしいのである。とにかく力を入れて「叩きつける」のである。そっとタッチしてやればいいではないか。なのに彼は必死の形相で叩きつけるのである。途中「急いでるんだよ! 」とか上を向いて言ってみたりする。あまり見てるのもアレなので、ホームへ行く。そうすると上からすげ英気おいでさっきの兄ちゃんが来る。電車は丁度ドアが閉まったところ。その兄ちゃんはその電車に体当たりをかます。殆どガデム曹長である。肩からすげえ勢いで突進。すげえ音が出る。兄ちゃんはガックリひざをつく。女子高生と思われる一群が指をさしてケラケラ笑ってた。それだけの話です。何故か今思い出したので記しておきます。