事を考えつつ日々いるわけだ。回想シーンはまだまだ続くのか。

そろそろ「グローランサの灯火」会場へ移ろう。そういえば俺は「時計」と「他人」を見つめていた。俺も「見つめる人々」なのである。

店に人が来るのはいいのだが、こいつは違う。見た目ネクタイスーツの兄ちゃんなのだが、ネクタイが異常に短い。しばらくすると上司らしいハゲが来る。窓際に席を取るのだが、カップとパンを置くと兄ちゃんはさっさと出て行ってしまう。帰ってくるとジャンパ…

同じ人の話。だめとわかったら今度は別の本を取り出す。中国語。ページをめくって見つめる。じーっと見つめる。今度は5分。何も進まないまま、おっちゃんは「もうやめたっ」と小声で言って席を立つ。「生産性」とかいう言葉からはずいぶん離れた行いだと思う…

このくらいになると店内もそこそこ人が入る。俺の真横におっちゃんが座る。本を取り出し、見つめる。じーっと見つめる。10分くらいそうやってる。覗き見すればハングルの問題集。括弧の中に記号を書きなさいってな感じの奴。10分後、おっちゃんは回答を見る…

近くに座っているおっさん。時々立ってテーブルに手をついてコーヒーカップに向かってへこへこと上半身を上げ下げ。コメツキバッタの如し。座ってちびりとコーヒー飲んでしばらくしてからまたコメツキバッタ運動。でもおかしいってわけでもなく、普通にして…

中央のでかい丸テーブルに座る。なんとなく座りやすかったため。店内も見渡せるしな。

はんだやレイブとグローランサの灯火の間が3時間くらいあったので、横浜のドトールにいました。そこでよく見てみると違和感だらけ。別に店は普通なんだけどなぁ…。