俺歴史を語る

ガキの頃から《ヘンで当然》でした。何せ「周りと合わなくて当然」でしたから。「ハブられる」「ぼっち」でも関係がない、「ハブり上等」で生きてた経緯があります。それは今思い出すと「ぞっと」するような事です。何故そんな割り切りができてたのかが不思議ですが、《反抗する事》自体が目的になってたのかなぁと思います。流石に大学に行く頃にはそんな態度は取れませんでしたので、それなりになってましたが。当時から俺の趣味嗜好は、周りから見れば《ヘン》だったんですよ。電子工作・パソコン少年でTRPGやるしアニメは欠かさず見てたし、聴く音楽はハードコアパンク。ただし歌詞はあまりストレートなものではなかったため、言動が問題になる事はなかったのが救いですが。そういう「趣味」に加えて何かと反抗的な所があったらしく、先生方の間では「本当に扱いにくい」と言われていたようです。だから勉強はしてました。このくらいはやっておかないと「進学」する際の後ろ盾がなくなるからです。当時の俺には「進学先の確保」は選択肢として絶対に確保しなきゃいけないものでした。今はどうだか知りませんが、当時の先生方は名門校に何人送ったかを他校の先生へ自慢するのが生きがいみたいなところがあったので、勉強がかなりできた俺を手助けしてくれたのですよ。うちの親は、小学校入学時の最初の面談で「協調性ゼロ」と言われて相当焦ってたようですが結果オーライです。俺は俺で、後腐れなく実家を離れる事ができましたとさ。そんなもんですよ。まぁいくら「ハブられ上等」とは言っても、友人がいなきゃTRPGはできないわけですから、それくらいの極少数の親友がいたのが救いなんですけどね。俺の場合はそういう「結果オーライな事例」なのであんまり参考にはならないかもしれません。