困るパターンはいくらでもある

ゲームをやってみて、例えば「この場面にはこのスキルが必須」みたいな事があって、運悪くPCにそんなのつけてない、という話。慣れたPLさんなら「え? 取ってないの? 」となりますね。マスターの俺は、最初にキャラシートを拝見して「なるべくそういう事態にならないように」コントロールを考えたりする。でも「そういう場面」が来る事は時々あるのです。これはPCには諦めて欲しい部分だったりします。必要なものが揃ってないのでは仕方がないので。

そこで出てくる免罪符

「僕は(あるいは「アテクシ」は)初心者なんです!だからわからないんです!」と、ゲームを中断させそうな勢いで「初心者ですから!初心者ですから!」と必死に主張する奴がいる。こういうのが困る。「初心者って自覚してるんなら周りの話をよく聞いた上で行動しろ」と思うのでありますよ。この「初心者ですから!」を「女性PLですから!」とやっちゃうと昨日の「フェミファシスト」になりますね。「初心者ですから!」の手合いは、うまいフレーズが出てこないが「初心者ファシスト」とでも言うといいのかも知れませんね。いい表現を募集します。結局「こういう人達」は「自分が出会う場面では必ず成功しないといけない」とかあると思うんです。「どんな場面でも成功」ってのは無理ですよ。何のために「PCのシステム的な役割分担」があると思っているんですか? そんなに独り万能を目指すなら、他人と接続しない「電源ありRPG」でもソロでやってればいいと思うんです。電源ありRPGが悪いとか言う気は更々ないのですが、「ソロでやってなさい」とは思いますね。攻略本とかwikiの情報とか見ながら「思う通りに」着々と進めればいいじゃない、などと思うのです。

間違ったフォローを望む人達

「無能な時点で既に悪」「弱いという時点で既に悪」というのは、現実でもゲームでも想定されるのであるが、ここに「卓の全員がフォロー入れろ」などと思ってるバカがいる。いろいろ突っ込まれると「このキャラは狙って無能にしてるんです!」というような発言をする。アホらし。そういう時は大抵の場合、「PL自身が無能」なのである。最初に「私は初心者なので、どうやったらあなたのゲームを進められますか? 」という一言でもあればいいんだけど、こういうのほ殆ど「自称上級者」だったりするんですよね。怖い事に。ゲーム開始直前でマスターがフォローしても、わざわざ欠陥PCを持ってくる。その無能の責任は取れ。他に伸ばしたスペックなんかで、他のシステム的な枠割り分担とかできるようにしろよな。あるいはキャラプレイで盛り上げろ、とも思います。無能PCをぶち込むならその責任を取れ。…こういう事がうまい人達をいっぱい見てきた俺としては、「やってくれるよね」と期待しなきゃいかんのです。それができない奴が「その場しのぎ」にそういう嘘をつくのです。くたばれ☆

「そういうPC」に対して

用意した場面やシナリオの少々の変更というのは、ゲームマスターという人種ならやれるはずである。全員が全員そうだとも言いませんが、少なくとも「そういう人」をサポートしなきゃいけないと思ったらやるんです。それもセッションハンドリングの一つです。そうなっちゃうとまずいので、キャラメイクではマスターがいろいろアドバイスをするのである。特に「本当の初心者」には。あとはマスター紹介のシナリオ傾向でわからせないといけないのでしょうね。それでフォローをちゃんとやってくれるPLさんとか、心強いわけですね。俺は毎回「奴ら」がきて壊れそうなセッションをどうにかハンドリグする、という事ばっかり言ってるみたいだけど、「ご協力お願いします」と心底思うのです。俺も楽したい事がありますよ。

「ご協力お願いします」

と俺は思うのだが、「そういう人」は協力してくれませんね。周りにアドバイスもらっても聞かないバカは、その責任を取らねばなりません。「言えば自由なTPRG」なのであるけども、「そういう自由」を選択したならその責任を取れと。こんなのは初心者でアテクシでも「平等に・公平に」接するのがGMの大きな仕事ですよ。そういう事を考え得られない奴には、残念ながらTRPGは無理です。「言えば自由」はゲーム内でのみ許される事です。それがうまくいかないからと言って、PLやGMに食ってかかってセッションを止めちゃいかんのであります。

例えば

シャドウランをやってるとして、キャラ選択の時点で「今日は対人交渉役が要りますよ」とGMの俺が言っているにも関わらず、そのアーキタイプを選んでおいて「アーキタイプは改造していいっスよね」と言う。ここで魅力やエチケットといった要素を全部そぎ落として「どこのサムライだ? 」みたいな組み方をする奴がいる。GMのキャラシート拝見します、ってのはグダグダと無視しといて、いざゲームが始まると「交渉役として不適合」になってしまう。それを「初心者ですから」「アテクシは女性ですから」「こういうキャラなんです!」などと言い訳をするのはどうなのよ。「せっかく集ったんだから一緒にゲームしようよ」と思っている俺は「人のいいGM」になってしまうのでしょうか。こっちの「皆で」楽しくやりたいんだよ!という思いは無視されますかそうですか。

「俺はそこらの奴とは違う」

こんな事を本気で思っているPLがいます。多々散見されます。こういう人達も「ゲームをしに来ていない」のです。これが問題。確かに「そこらの凡百の奴とは一味違うPCをやるんだ!」と思うのは勝手ですが、システム上での役割分担を崩してまで思う事じゃないわな、とか。物理戦闘に特化したいなら、はじめからサムライやれよ、という事です。頭の弱いPLの自己満足のために、俺のセッションを乗っ取りに来るなと思います。まぁ言う事もあるんですけどね。そういう苦情の類は、何故か「GMから言ってはいけない」という風潮があるような気がしてしょうがない。これは後日のエントリですかね。

「俺の不適切な〜〜」はやっぱり「お前のせい」

セッションそのものがぶっ壊れそうなそういう「不適切な行い」はやられちゃ困るんである。セッション進行に支障をきたすから。そんな事もわからないPLが勝手に自滅するのである。それをGMのせいにされても困る。「自業自得」という言葉を差し上げます。「そっち行ったりそういう組み方をされたら地雷原に突っ込んじゃいますよ」といくら言っても地雷を踏みに行くバカ、なのでしょうがないんですけどね。何という頭の悪さ。こっち来んな頼むから。そんなバカが「セッションで活躍できなかった」などと後から苦情を言う。原因はお前自身にあるのだ。何故他人のせいにする? いいから死ねよ☆ とついうっかり思います。

まぁ

俺は常々こんな事を思ったりしてます。「そういう心配」もしてます。何故GMだけがこんな心配をしなきゃいけない? 「協力しない・できない」が前提では、TRPGへ参加できる場所なぞ無いと思って欲しいものですネ☆